
このたび、日本歯内療法学会が認定する歯内療法専門医に認定されましたので、ご報告いたします。
日頃より斉藤歯科クリニックへご来院いただいている患者さま、そして支えてくださる皆さまに心より感謝申し上げます。
歯内療法専門医とは?
歯内療法とは、一般的に「根管治療(歯の神経の治療)」と呼ばれる分野です。
虫歯が深く進行して神経まで感染した歯や、歯の根の先に膿がたまってしまった歯に対して、歯の内部の細菌や感染した組織を丁寧に取り除き、再び細菌が入り込まないように封鎖する治療です。
根管治療は、歯を長く使い続けるための「基礎工事」のような治療です。家を建てる際に基礎が大切なのと同じように、その後の被せ物や詰め物を長持ちさせるためにも欠かせない重要な治療です。
歯内療法専門医とは、その根管治療に関する専門的な知識・技術・臨床経験を有していると、日本歯内療法学会が認定した歯科医師に与えられる資格です。
日本には約10万人の歯科医師がいますが、その中で日本歯内療法学会が認定する歯内療法専門医は約300名しかおらず、歯科医師全体の約0.3%(約350人に1人)です。
2026年8月現在、奈良県の歯内療法専門医は2名のみであり、このたびその一人として認定いただきました。
専門医になるまで
歯内療法専門医は、一定期間診療を行えば取得できる資格ではありません。
認定を受けるためには、学会が定める研修や症例経験を積み重ねたうえで、専門医・指導医からの推薦、症例審査、筆記試験、そして面接試験など、複数の厳しい審査をすべてクリアする必要があります。
私自身も日々の診療を行いながら学会活動や研修を続け、多くの先生方のご指導を受け、このたび認定をいただくことができました。
専門医取得はゴールではなくスタート
私はこれまで、「できる限り歯を健康に残すこと」を診療理念として、根管治療に取り組んできました。
マイクロスコープ、歯科用CT、ラバーダムなどを用いた精密な治療を行い、できるだけ再治療の少ない根管治療を目指しています。
今回の専門医取得は、一つの大きな節目ではありますが、決してゴールではありません。
これからも最新の知識と技術を学び続け、一人でも多くの患者さまの大切な歯を守れるよう、研鑽を重ねてまいります。
「抜歯と言われたけれど、本当に歯を残す方法はないのだろうか。」
「何度も根管治療を受けているのに治らない。」
そのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
今後も斉藤歯科クリニックをよろしくお願いいたします。



