
執筆・学会発表・講演
執筆・学会発表・講演
これまでの実績を評価していただき、書籍の執筆や専門書での連載、学会発表等を行う機会をいただきました。
以下にその一部を紹介させていただきます。
インプラント周囲疾患とは、インプラント周囲の骨や歯茎に炎症が起こっている状態の総称であり、治療せずに放置した場合、インプラントの撤去が必要になるケースもあります。
副院長の齊藤伸和は、本書籍において治療(総論)のパートを担当しており、インプラント周囲疾患に対してどのように治療を行うと、より高い治療の成功率が得られるかについて解説しています。
根管治療(歯の根っこの治療)において、もともと神経があった細い管を拡大する処置を“根管拡大”といいます。根管拡大を適切に行うことによって、細菌感染した歯や汚染物質を歯の中から除去することができ、根管治療の成功率が向上します。
最新の根管治療では、根管拡大に“ニッケルチタン(NiTi)”と呼ばれる特殊な合金でできた器具が使用されており、本書籍ではNiTiの特性や器具の使い分けてついて副院長の齊藤伸和が解説しています。
歯周病治療やインプラント治療をしている際に遭遇する様々な疑問に対して、エビデンスをもとにどう対応すればよいか、について述べられています。書評でも【歯周病とインプラントに携わる歯科衛生士は、本書を読むことで臨床の自信がつくと思います。ぜひ手に取っていただきたい1冊です】と高評価をいただきました。
「Chapter1 エビデンスを臨床に活かすための基礎知識」と「Chapter2 臨床で活かす! ペリオの疑問とエビデンス」を副院長の齊藤伸和が担当しています。
エンド・ペリオ病変とは、1本の歯が歯周炎と根尖性歯周炎という2つの病気にかかっている状態を指します。通常、この2つの病気は別々に進行(歯周病は歯の上側から、根尖性歯周炎は歯の根元側から)しますが、エンド・ペリオ病変はこれらが併発している状態であるため、治癒に導くためには、高度な知識と診断・治療技術が必要とされます。本論文は前後編に分かれて掲載され、副院長の齊藤伸和は〖後編:診断と治療の意思決定に悩むケースをどう考えるか〗を担当しており、より難易度の高いエンド・ペリオ病変の治療方法について解説しています。
歯周病はプラーク(歯垢)が引き起こすことは広く知られていますが、歯に加わる過大な力が歯周病の発症・進行に関連するかについては意見が分かれています。
本論文では、過去に行われた様々な先行研究を丁寧に紐解きながら、歯周病と咬合との関係について解説しています。
インプラントに過大な力が加わった際、インプラント周囲の骨や歯茎にどのような影響があるかについては様々な意見があります。
本論文では、過去の動物研究やヒトを対象とした研究を分析し、現時点でインプラントに加わる過大な力の影響について解説しています。